皆さん、こんにちは。
ベラジョンカジノ案内人の四条司です。
今回は、ネットカジノで遊ぶお客は罪になるのか?についてお話ししたいと思います。
テレビで違法カジノが摘発され、そこで賭博をしていたお客さんも一緒に逮捕されたというニュースを度々見かけます。
でも、中には「ネットカジノはグレーで逮捕されない」という人もいます。
やはりネットカジノは、罪になるのでしょうか?
この辺りの疑問ついて説明しますね。
先にこの記事の要点をまとめておきます。
・ネットカジノには、インカジとオンラインカジノの2種類があります。
・インカジは違法賭博ですので、お客さんも罪になり逮捕されます。
・オンラインカジノは、現在の賭博罪では罪には問われないグレーな賭博です。
ネットカジノには2種類のカジノがある
テレビや新聞で見かける「違法ネットカジノ店摘発」のニュース。
これに対して「ネットカジノは違法なのか?」というニュースの記事も見かけます。
おかしいですよね・・・警察は、ネットカジノは違法だから逮捕したはずです。
それなのに、ネットカジノが違法かどうかと言う記事も確かに見かけます。
実は、「ネットカジノ」と呼ばれるカジノには2種類あります。
それはインターネットカジノ、通称「インカジ」と、オンラインでサイトへアクセスする「オンラインカジノ」の2種類です。
僕も始め、この辺りの言葉の意味の違いがよくわかりませんでした。
とは言え、正式にネットカジノがどういうものかを決められているわけではありませんので、人それぞれ呼び方や指す意味が違うようです。
それによって罪になるのか、違法賭博でお客さんが逮捕されるかどうかも大きく変わってきます。
インカジの客は賭博罪に違法で逮捕
まずは、インカジを意味するネットカジノについて説明します。
インカジとは、インターネットカジノの略。
これはお客さんが実際のカジノ店に行き、そこでパソコンを使ったインターネット上のカジノサイトでカジノのゲームを楽しみます。
インカジの場合、ほぼ全てのカジノ店がその場でお客さんが賭けたお金を換金しています。
つまりインカジは俗にいう「闇カジノ」で違法となり、経営者やお客さんは賭博罪の罪で逮捕されます。
テレビで摘発されたニュースを聞くのは、こちらのインカジのことを指すネットカジノの方です。
インカジは、闇カジノや裏スロット(裏スロ)とも呼ばれます。
なんだか紛らわしいですよね・・・。
「闇」や「裏」が付けば、なんとなく違法カジノとは分かりますが、インターネットカジノを「インカジ」と略したり「ネットカジノ」と略したり、どちらも同じに思えてしまいます。
ただ、インカジは罪に問われる違法闇カジノ店のことを、ネットカジノは次に説明するグレーなオンラインカジノのことを指すのが一般的です。
オンラインカジノの客の違法性はグレーゾーン
そしてもう一つのネットカジノ、オンラインカジノについてです。
オンラインカジノとは、お客さんは自分のスマホやパソコンを使ってインターネット上のカジノサイトへアクセスし、 そこでカジノのゲームを楽しみます。
オンラインもインターネットも普段は同じ意味を表す言葉ですから、これもまた紛らわしいですよね・・・。
インカジを表すネットカジノは、お客さんは実際の店舗へ行きそこからサイトにアクセスします。
これに対してオンラインカジノを表すネットカジノは、お客さんは実際の店舗には行かず、自分のスマホやパソコンから直接サイトへアクセスします。
実際にお客さんが、カジノ店に行くかどうかが大きな違いですね。
インカジのネットカジノは、お客さんはそのお店のその場で換金してしまうので、賭博罪の罪に問われてしまうのです。
もちろん、これは違法で逮捕されます。
ではオンラインカジノのネットカジノも、お客さんは賭博罪の罪に問われるのでしょうか?
お客さんは、オンラインカジノでもお金を賭けて換金しますので、賭博をしていることに違いありません。
しかし、実はオンラインカジノは、違法とも合法とも言えないグレーゾーンなのです。
お客さんは罪にこそ問われるものの、逮捕され有罪になる可能性がかなり低いのです。
これだけでは、よく意味が分かりませんよね。
日本では賭博は禁止されていますので、お客さんがお金を賭けて換金すれば逮捕されるのは当然であるはずです。
あとオンカジは合法なので(グレーゾーンではあるけれど、今のところ大丈夫)なのでいちようね
— くりぱか (@Creeperker) 2017年1月4日
オンラインカジノは海外の合法サイト
インカジは、カジノ運営者(胴元)のカジノ店が日本国内にあり、日本国内で換金をしています。
これは誰がどう見ても賭博ですので、お店もお客さんも賭博罪の罪に問われて逮捕されても文句は言えません。
これに対してオンラインカジノは、カジノ運営者(胴元)は海外のカジノサイトになります。
日本国内のカジノサイトではありません。
ここが、日本国内にあるインカジとの大きな違いになります。
例えば、日本人に一番人気のベラジョンカジノというオンラインカジノは、ヨーロッパの地中海に浮かぶマルタ共和国で運営されています。
そしてベラジョンカジノは違法な闇カジノではなく、マルタ共和国の政府から正式なカジノライセンスを取得した合法的なオンラインカジノサイトなのです。
インカジの運営者は、日本国内で賭博場開いていますので賭博場開張等図利罪(トバクジョウ カイチョウトウ トリザイ)という賭博罪に問われます。
これは懲役刑ですので、罪としては重い犯罪ですね。
この犯罪名は、覚えなくて大丈夫ですよ。
しかし海外のオンラインカジノのベラジョンカジノは、もちろん日本国内にはありませんし、そもそも合法的にライセンスを取得して運営されているカジノサイトです。
つまり日本の警察は、ベラジョンカジノを摘発して責任者を逮捕することはできません。
このように同じネットカジノでも、インカジノの運営者は賭博罪で逮捕されますが、オンラインカジノの運営者は違法とならず逮捕されないのです。
大宮のインカジ摘発のニュースを見て調べたら去年の摘発の情報も出てきた。
店名「テッカマン」
センスあると思うw pic.twitter.com/w0pIslgj3B— kopa (@kopa_poker) 2018年5月28日
お客さんはどちらも賭博をしているが・・・
ネットカジノは、運営者側が日本国内か海外かの違いで、日本の賭博罪に違法しているかどうかの違いが生まれます。
しかし、どちらのお客さんも日本国内からお金を賭けていますので、賭博をしていることには変わりはありません。
でもインカジノお客さんは賭博罪の罪で逮捕されますが、オンラインカジノのお客さんはグレーゾーンのため罪にならず逮捕されません。
この差は何なのでしょうか?
実は日本の賭博罪は、運営者側とお客さんの両方を同時に取り締まる(逮捕する)主旨があります。
賭博とは、基本的に運営者とお客さんの両方がいて成り立つものです。
お客さんだけで賭博はしませんよね。
つまりどういうことかと言いますと、インカジのネットカジノの場合は運営者もお客さんも両方を逮捕することができます。
どちらも、日本国内での違法賭博ですから当然です。
しかしオンラインカジノのネットカジノの場合は、仮にお客さんを逮捕できたとしても運営者のベラジョンカジノを逮捕することができません。
理由は先ほど説明しましたとおり、ベラジョンカジノは海外の合法カジノサイトだからです。
もし、ベラジョンカジノのお客さんだけを警察が逮捕してしまったら、賭博罪の趣旨から外れてしまうことになります。
またベラジョンカジノを逮捕することができないので、お客さんの賭博の証拠を集めることができません。
警察や検察は、証拠がなければ逮捕しても裁判で有罪にすることは難しいのです。
さらに賭博罪は、お客さんの罪よりも運営者の罪の方を重く見ています。
賭博場の運営者は、賭博場開張等図利罪という名前の覚えにくい賭博罪に問われ、これは懲役刑の有罪なります。
しかしお客さんが賭博罪で捕まった場合、「単純賭博罪」の罪になりこれは罰金刑で済みます。
同じ賭博罪でも、懲役刑と罰金刑ではかなり刑の重さに差がありますよね。
お客さんは賭博をしているが、罪には問えない(裁判で有罪にできない)・・・。
これが、オンラインカジノのネットカジノは「グレーゾーン」と呼ばれている理由です。
賭博罪ができた当時、まさかスマホやパソコンで海外のカジノサイトでお金を賭けることができるなんて、誰も想像がつきませんよね。
賭博罪の法律が時代の流れに追いついていませんので、オンラインカジノを取り締まるなら法律の改正が必要だと思います。
ベラジョンカジノも現在はグレーゾーンですが、今後、賭博罪が改正されれば違法になる可能性もあります。
それまではグレーゾーンですので、断言こそできませんが、ベラジョンカジノでお客さんが逮捕される可能性はかなり低いと言えます。
まとめ
ネットカジノとは、2種類のカジノの意味を指します。
一つはインカジ(インターネットカジノ)。
日本国内にある実際の店舗にお客さんが行き、そこでパソコンを使ったインターネット上のカジノゲームで賭博をします。
もちろん日本国内の換金ですから、賭博罪の罪に問われ逮捕されます。
怪しいお店には近づかないように気をつけましょう。
表向きは看板がないか、もしくは「インターネットカフェ」を装っていることが多いようです。
摘発された歌舞伎町のインカジ、ネカフェを装っていたことといい、映像にチラ映りしてた場所といい、あそこなんじゃ?感がww
— 秋人 (@akito_ohmine) 2018年11月5日
もう一つはオンラインカジノ。
オンラインカジノは、お客さんが自分のパソコンやスマホで海外の合法的なカジノサイトへアクセスします。
お金を賭けて換金をしていますので、賭博には違いがありません。
しかし運営者が海外の合法カジノサイトという特殊な事情により、警察は運営者を逮捕することができません。
お客さんだけを賭博罪の罪で逮捕するのは、賭博罪の趣旨から外れてしまうので警察もすぐに逮捕ができないのです。
おそらく現在の賭博罪が改正されるまでは、この状況がしばらくは続くでしょう 。
以上がインカジとオンラインカジノ、どちらもネットカジノと言われるものの違いです。
オンラインカジノは賭博をしていることに違いはありませんが、そもそも日本にはパチンコやパチスロという身近な賭博が日常的に行われています。
法律こそ違え、パチンコやパチスロは18歳以上なら誰でも手軽にできる賭博です。
パチンコやパチスロが合法的な賭博で、オンラインカジノがグレーというのは少しおかしいような気がしますよね。
未だオンラインカジノはグレーでは有るが、パチ屋の三店方式よりかは遥かに合法(合法としてる国が多い)と言える。カジノ法案が成立したらオンカジの条項も盛り込んでくれたら多分、今のパチ屋は壊滅するね。少なくとも若者は相当離れるんじゃないかと思える。
— ADONIS_EVE (@adonis1919) 2014年5月21日
追伸
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インカジは危険ですが、オンラインカジノならまず安心ですよ。