皆さん、こんにちは。
ベラジョンカジノ案内人の四条司です。
今回は、ベラジョンカジノで儲けたお金の税金についてお話します。
以前ベラジョンカジノについての税金は、別の記事で書きましたので合わせてこちらもお読みください。
ベラジョンカジノで儲けたキャッシュには税金がかかるの?脱税はバレる?
さてベラジョンカジノで儲けたお金は、所得税の一時所得になると上の記事で説明しました。
それでは、このベラジョンカジノで儲けたお金に税金対策をする方法はあるのでしょうか?
また実際にいくら稼いだら、確定申告でいくらぐらいの税金を納税する必要があるのでしょうか?
早速説明していきますね。
先にこの記事の要点をまとめておきます。
・ベラジョンカジノで儲けたお金を、合法的に税金対策する方法はほとんどありません。
・税金を納税しなかったり少なく申告すれば、それは脱税となります。
・人により違いはありますが、実は皆さんが思っているより確定申告で納税する金額は多くはありません。
税金対策の節税と脱税の違いは?
まずは皆さん、税金対策と聞いてどのようなことを思い浮かべますでしょうか?
ほとんどの人は、税金を少しでも払わなくて済むように、納税額を減らす方法を思い浮かべると思います。
しかしここで注意点があります。
脱税と節税は全く違います。
本来払うべき税金を納税しなかったり、少なく納税した場合はそれは脱税です。
もちろん脱税は、立派な犯罪です。
対して、合法的に納税する税金を減らすのが節税です。
本来これらは、税理士さんや税務署など専門家でなければ難しい分野ですので、今回は僕の一個人の意見としてお話しますね。
脱税と節税は違う、ということを念頭においてください。
もちろん当ブログでは、脱税を推奨することは一切ありません。
税金は、正しく期限までに納税しましょう。
引用元:国税庁https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1490.htm
ギャンブルの儲けは確定申告が必要?
冒頭でも少しお話しましたが、ベラジョンカジノや競馬・パチンコなどのギャンブルで稼いだお金は、所得税の中の一時所得にあたります。
つまり一定の金額以上ギャンブルで儲けが出れば、確定申告により納税が必要となるのです。
会社員の人なら、会社が源泉徴収をして所得税(給与所得)を収めてくれますが、一時所得の場合は自分で確定申告をして納税する必要があります。
「知らなかった」は、通用しませんので気をつけて下さいね。
一時所得に税金対策の方法はないの?
この一時所得というのは、実はあまりと言うかほとんど税金対策ができません。
それは詳しくは後から説明しますが、 負けた金額を勝った金額から差し引くことができないからです。
引用元:国税庁https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1490.htm
「今年は儲けすぎたから、少しわざと損をして納税する税金を減らそう」という方法は通用しません。
法人や個人事業主が「事業」や「商売」としてギャンブルをしているのなら、一定の経費が認められます。
事業に必要な経費を使えば、その金額分を儲けから差し引くことができ、 結果的に納税する税金を減らすことができます。
これが節税です。
しかしほとんどの人が商売ではなく「個人の趣味」として、ギャンブルをしていますよね。
この場合は事業ではありませんので、 経費を意図的に増やしてすることは難しいでしょう。
先日、僕がネットで見かけたベラジョンカジノの節税方法の中で、「あまり稼がない」という方法が紹介されていました。
この節税方法はどうなのかなぁと、僕は思います。
いくら納税する税金が高いとは言え、儲けた金額以上に税金が掛かることはありません。
例えば100万円稼いで、150万円の税金が発生することは通常ありえないのです。
稼げるならたくさん稼いだ方が、結果的にお得だと僕は思います。
でも考え方によっては、この「あまり稼がない」という方法で合法的に節税することができます。
それは、日本の所得税が超過累進課税という制度をとっているからです。
これは簡単に説明すると、儲ければ儲けるほどどんどん税率が高くなっていくという制度です。
プロスポーツ選手や企業の役員などが、多額の納税をしているのはこのためです。
これも後ほど説明しますが、一時所得である所得税はその年の一年間の儲けの合計金額を計算します。
ということは、例えば同じ300万円を儲けた場合でも、同じ年の一年間で300万円儲けるのと、2年に跨(またが)って150万円・150万円と分けて儲ける場合では、納税する税金が変わるのです。
仮にベラジョンカジノのスロットで、あなたがジャックポットを当てて1億円儲けたとしましょう。
現在の税法では、 所得税は4千万円を超えると一律45%の税金がかかります。
この場合は1億円をすでに儲けていますので、これ以後に儲けた金額には全て45%の所得税がかかるのです。
しかし翌年になれば、これらはリセットされます。
所得税は195万円までは5%の税率で済みますので、 同じ年に一気に儲けるよりも複数年に分けて儲けた方が、納税する税金を抑えることができるのです。
ただ、一時所得はベラジョンカジノの儲けだけはありません。
ベラジョンカジノを一旦やめたからといって、 他のギャンブルで稼いでしまっては同じことです。
僕が今、合法的に税金対策する方法は、これぐらいしか思いつきませんね。
それよりも、まずは税金のことを心配するぐらいに儲けてみたいです^^
余談ですが、ベラジョンカジノから出金するお金を小分けにすればいい、という方法もネットで見かけました。
ベラジョンカジノは、海外のオンラインカジノです。
儲けたお金を出金する際には、エコペイズなどを経由して海外から日本の自分の金融機関へ送金して振り込む必要があります。
日本の金融機関は100万円以上の海外からの送金があった場合は、税務署へ通知すると言われています。
つまり100万円以上を一度に自分の口座へ送金すると、税務署に儲けがバレてしまいますので、100万円未満で何回かに小分けして送金するという方法です。
僕は、これはやめたほうがいいと思います。
税金とは、実態がどうなのか?について判断されます。
この場合はすでにベラジョンカジノで儲けたお金を、小分けにして送金しているだけです。
それ以前に儲けは確定しています。
確かに100万円未満の海外からの送金なら、すぐに税務署に知られることはないでしょう。
しかし、後日何らかの方法でこの海外からの送金が税務署に知られた場合、ベラジョンカジノの儲けを小分けにして送金していたことはすぐにバレます。
この小分けにした送金が「悪質な所得隠し」と認定されれば、もちろん脱税になります。
何も税務署は、ギャンブルの儲けの調査だけのために動いてるわけではありません。
高級車を買ったり家を購入したり、相続があったり・・・。
大きなお金が動くと税務署は目をつけます。
今ではインターネット上の情報にも、税務署は目を光らせています。
ネット上で「○○○万円稼ぎました!」と自慢して税金を納めなかった人が、税務署に入られたということも聞いたことがあります。
繰り返しますが、ベラジョンカジノはオンラインカジノのため、入出金の履歴がすべて金融機関に残ります。
一時所得ということもあり、脱税はもとより合法的な節税も難しいと考えましょう。
「黙っていればバレない」という考えは捨ててくださいね。
税金の脱税がバレるとどうなる?
脱税するのは簡単ですが、必ずいつかはバレます。
脱税の代表的なものと言えば、税金の無申告です。
ベラジョンカジノで一定の金額を儲けたにも関わらず、黙って税務署に申告しない場合がこれにあたります。
もちろん、これは 脱税=犯罪 です。
また、たとえ税務署に申告したとしても、実際の金額より少なく申告すればそれは過少申告となりこれも脱税です。
ベラジョンカジノで大金を儲けた場合、 人間とはどうして欲深くなり税金を納税するのが急に惜しくなってしまいます。
でも納税は、日本国民の義務です。
憲法で定められているぐらいですからね。
ところで、パチンコや競馬・ 競艇で儲かって、税金納めたという人を聞いたことがありません。
これは、これらのギャンブルが現金によってやり取りされているからです。
本来なら正しく税金を納税しなければいけないですが、 現金でやり取りされているため、 税務署もなかなかその実態がつかめないのが現状です。
これに対してベラジョンカジノは、 ご存知オンラインカジノです。
入金・出金いずれの場合も、必ず金融機関をお金が経由します。
そう、どんなに隠し通しても記録が残ってしまうのです。
税務署はその権限で、あなたやあなたの家族の口座の履歴を調べることができます。
ということは、 ベラジョンカジノの儲けを隠していても、 通帳を調べられれば一瞬にして脱税がバレてしまいますよね。
もし脱税がバレれば、 追徴課税に加え加算税など余分な税金を納税しなければなりません。
税金の納税の時効は、一般的には7年です。
脱税がバレるのが遅ければ遅いほど、それまでの延滞税も更に加算されます。
本来払うべき税金に加え、罰則の意味合いの加算税、そして期限を過ぎたことによる延滞税も加わります。
「もうそんなに税金を払えないよ・・・自己破産するしかないのかな・・・。」
そんな考えは甘いです。
自己破産しても税金の滞納は消えません。
もしあなたが亡くなっても、その滞納した税金は相続人に負の財産として相続されます。
ギャンブルの儲けの税金滞納で、子供や家族に迷惑を掛けたくないですよね。
どうですか?
これでもベラジョンカジノの儲けを隠して、脱税したいと思いますか?
僕なら絶対にしません。
あまりにもリスクが大きすぎます。
実際の納税金額はいくらになる?
ベラジョンカジノの儲けで、具体的にどのような場合に確定申告での納税が必要なのかを説明します。
まず確定申告の対象は、その年の1月1日から12月31日までのベラジョンカジノの儲けた金額の合計が対象になります。
例えば、今年一年でベラジョンカジノで200万円儲けたとしましょう。
この場合、この200万円が税金の対象となります。
しかし、ここで一つ注意点があります。
おそらくベラジョンカジノで遊ぶ人は、今年一年の中で何日もベラジョンカジノへログインして遊んでいることでしょう。
そして勝つ日もあれば負ける日もあります。
一時所得で言う「儲け」とは、勝った日の合計金額のことです。負けた日は考慮しません。
つまり勝った日の儲けから、負けた日の金額を差し引いてはいけないのです。
皆さんがつけているベラジョンカジノの年間の収支表とは、計算方法が違いますのでここは気をつけてください。
例えば、一昨日ベラジョンカジノで150万円儲かりました。
昨日は、50万円負けてしまいました。
そして今日、100万円儲かりました。
この場合の一時所得の対象の金額は、250万円になります。
200万円ではありません。
先ほど説明しましたように、負けた日の金額は儲けた別の日の金額から差し引いてはいけないのです。
そして、具体的にこの場合の納税する税金がいくらかと言うと、1年間で一時所得が250万円の場合は5万円です。
どうですか?
意外と確定申告で納税する金額は安いですよね?
計算方法はこうです。
その年一年間の儲けを合計して、一時所得の合計金額を出します。
今回なら250万円ですね。
次に、ここから特別控除の50万円を引きます。
(つまり儲けの合計金額が50万円以下なら、税金は発生しないということです。)
この場合は200万円になり、これが一時所得の金額になります。
実際に納税する金額を計算する時は、更にこの200万円に1/2をかけてその他の所得と合算します。
その他の所得とは、サラリーマンなら給与所得ですね。
今回は計算をわかりやすくするため、その他の所得はないこととします。
200万円に1/2をかけると100万円です。
この100万円に対して税金がかかってくるのです。(課税所得)
よくこの100万円が税金として納税する金額だと思う人もいますが、さすがにそれはボッタクリでしょう。
最後に税率をかけます。
このかける税率が、先ほど説明した超過累進課税というものです。
所得が少ない金額には税率を安く、所得が高い金額には税率を高くするようになっています。
一律同じ税率ではないのが特徴です。
現在の税法では、195万円までの課税所得には5%の所得税がかかります。
100万円に5%をかけると5万円ですよね。
つまり確定申告で納税する税金は5万円となります。
200万円ベラジョンカジノで儲かったのなら、5万円を確定申告で納税すれば済みます。
もちろん所得税が高くなれば、住民税や健康保険税なども上がりますがここでは割愛しますね。
ヘタに儲けを隠したりすると、ずっといつバレるか分からない脱税に怯えながら日々過ごさなければなりません。
加算税や延滞税が発生すると、5万円以上の税金を納める羽目になります。
ちなみに、ベラジョンカジノで1年間に1億円稼いだ場合の納税額ですが・・・
まず、1億円から50万円を引くと9950万円です。
これに1/2をかけますから、4975万円になります。
この場合の所得税を計算すると1796万円です。
ベラジョンカジノで1億円を儲けると、約1800万円ぐらいを確定申告で納税します。
それでも約8200万円が手元に残りますからね。
いかがでしょうか?
そんなにびっくりするほどの納税額ではないですよね。
少なくともベラジョンカジノで儲けた金額以上に税金を払うことはありませんので、税金は正しく計算して期限までに正しく納税しましょう。
引用元:国税庁 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
まとめ
ベラジョンカジノなどギャンブルで儲けたお金は、所得税の一時所得になります。
負けた金額を経費として差し引くことはできませんので、合法的に節税をするのは難しいです。
税金対策と一言で言っても、 脱税と節税は全く違いますので注意が必要です。
納めるべき税金を隠した場合は、脱税となります。
脱税は必ずバレますので、絶対にやめましょう。
日本の所得税は、稼げば稼ぐほど税率がどんどん高くなる仕組みになっています。
もしベラジョンカジノで一定金額以上大きく稼いだ場合は、その年はそれ以上ギャンブルをやらないというのも一つの節税方法かもしれません。
尚、今回の税金についてのお話は、僕の個人的な見解です。
税法はとても複雑ですので、お近くの税務署や税理士さんに聞いてみてくださいね。
税務署は脱税をする人には厳しく追求をしますが、確定申告で税金の納税方法がわからない人には丁寧に教えてくれますよ。