オンラインカジノの内容についてインターネットで検索すると、必ず4番目ぐらいの検索予測項目に「違法」の文字出て来る事はないだろうか?
登録した時はそのような事は一切考えずに、何気なく登録したが、実際に違法の文字を見て驚いた経験のあるプレイヤーも少なくないだろう。
では実際にオンラインカジノは違法なのか?
その答えは違法では無いが場合によっては違法になる。
こちらが答えになる。
では、その答えの意味を今回は解説していこう。
オンラインカジノの過去の検挙事例
そもそも、オンラインカジノをインターネット上で検索した時に「違法」の文字が検索予測で出て来るのは何故だろうか?
その答えは、オンラインカジノで検挙された=逮捕された人物が日本にも存在するからである。
この事を聞くと、直ぐにでもオンラインカジノのアカウントを消去したくなるが、一旦手を止めて最後まで、解説を聞いて欲しい。
先ずは、記載した逮捕された事例について説明しておこう。
2016年に京都府警によって、オンラインカジノをプレイしていた男性3人が逮捕される事件が起きた。
彼らはどうして逮捕されてしまったのだろうか?
彼らが逮捕されてしまった理由は、日本人ディーラーを起用したライブカジノゲームしていた事が理由である。
つまり、明らかに日本人向けのゲームを日本人がプレイした=日本でカジノをプレイしたという判断から、逮捕に至ったのである。
正直なところ、京都府警が逮捕に踏み切ったが、検察の見解は不起訴処分となっている。
検察側もこのような警察の見解で逮捕した人物を起訴する事は出来なかったのである。
そして、警察の逮捕に至った理由も少し不自然で、無理矢理のこじつけのようにも思われる。
これについては、「逮捕者が出た」という事実を世間に広めることで、オンラインギャンブルに関する動きをけん制したかったため、半ば無理やりに事例を作ったのではないかと考えられている。
オンラインカジノをプレーすると検挙されるのか?
オンラインカジノプレイすると検挙されるのか?
その答えは基本的に検挙されないが、場合によっては検挙される場合もあるが答えになる。
「場合によっては検挙される」この何とも微妙な表現になってしまうのは勘弁して欲しい。
微妙な表現になってしまうにはちゃんと理由があるのだ。
その理由を解説する前に、オンラインカジノをプレイする際に検挙の対象となってしまう可能性が浮上するプレイの仕方について記載しておく。
誰かの依頼を受けてオンラインカジノをプレイする
オンラインカジノをプレイする際に誰かの依頼を受けてプレイする事は絶対にしてはいけない。
後に記載するが賭博法に該当する事になるので、このような行為をしているプレイヤーは今すぐその行為を止めるべきである。
SNSなどで軍資金などを募集する行為
オンラインカジノをプレイする際に、SNSなどで軍資金などを募集する行為も賭博法に該当する可能性が浮上するので、絶対に行ってはいけない。
そのような行為を行っていれば間違いなく、検挙される事になってしまう。
これらの事から、わかるが、オンラインカジノはあくまでもグレーゾーンの範疇を出る事は無いのである。
競馬などのように、合法的な賭博とは違いオンラインカジノはあくまでもグレーゾーンである。
そのグレーゾーンの状態で、賭博法に該当する行為をするのは極めてご法度である。
そのような行為をしていると警察から検挙される可能性が高くなるのである。
オンラインカジノがグレーゾーンと言われる理由
それでは、オンラインカジノがグレーゾーンと言われる理由について解説しよう。
先ずは、その根拠について記載していく。
日本には賭博及び富くじに関する罪という刑法第185条〜187条に記載されている法律がある。
賭博及び富くじに関する罪、これをザックリと説明すると、日本で決められた項目以外で賭け事はしてはならないという事である。
そして、この法律には賭博罪、常習賭博罪、賭博場開張図利罪・博徒結合図利罪、富くじ罪にわけられる。
今回のオンラインカジノについては賭博罪、常習賭博罪、賭博開帳図利罪が主に関係していく。
富くじ罪に関しては、今回は記載はしないのでご了承願いたい。
それでは、賭博罪から順に説明していこう。
賭博罪とは賭博をした者を罰するという法律である。
その賭博行為を常習的に行うと常習賭博罪となり罰則が重くなる。
その他として賭博をする環境を設けたものを罰する法律が賭博開帳図利となる。
オンラインカジノのプレイヤーに該当しそうな法律は賭博罪と常習賭博罪である。
ここで一つ考えて欲しい事がある。
それは、画面上ではあるが、自分の意思でベットをして実際に賭け事をしているという事だ。
これは賭博では?
と考えるのが普通ではないだろうか。
しかし、先程紹介した賭博に関する法律には一つ忘れてはいけないことがある。
それは、この賭博に関する法律は基本的に親元を取り締まるための法律なのだ。
つまり、賭博をしているプレイヤーを対象とした法律ではないのだ。
その考えを元にすると、オンラインカジノの親元は海外でライセンスを取得した合法のカジノサイトである。
本来は親元を取り締まるための法律なので親元が合法である以上日本の賭博罪では法の抜け穴となっているのだ。
この事がオンラインカジノがグレーゾーンと言われる理由である。
そして、オンラインカジノをプレイする際にもう1つ注意して欲しい事がある。
それは、対象のオンラインカジノサイトがライセンスを認証しているかと言う事である。
このライセンスを取得するためには厳しい条件が存在し、対象のカジノサイトを約6ヶ月審査してから初めてライセンスを受ける事ができる。
ライセンスを取得するためには以下の項目を重点的に審査される。
〇オンラインカジノ運営にあたって十分な資金があること。 〇犯罪組織との関わりがないこと。
〇公平なギャンブルを提供できる仕組みを持っていると認められるもの。
この項目以外にも多くの審査項目が存在する。
この厳しい審査項目をクリアしてライセンスが発行された後も、定期的に審査を受ける必要があり、イカサマをする事は出来ない。
海外のオンラインカジノは日本からのアクセスは違法なのか?
オンラインカジノサイトを運営する国にはそれぞれその国の法律が存在する。
例えば、日本でオンラインカジノサイトを作成し配信すると賭博罪、常習賭博、賭博開帳図利となるので違法である。
その運営する国でカジノを禁止する法律がなければ、日本からアクセスしても違法とはならない。
それに加えて、登録するカジノサイトがしっかりとライセンスを認証されているのかをあらかじめ規約で確認することをオススメしている。
終わりに
今回はオンラインカジノがグレーゾーンと言われる理由について記載した。
オンラインカジノをプレイする事は違法ではないが、プレイの方法や手段を誤ると検挙される可能性が出て来る。
オンラインカジノはあれこれ考えるのではなく、基本プレイに徹底する事が一番大事である。
基本プレイに徹底する事で、自身を守る事に繋がるので、絶対に守って欲しい内容である。
大切な事はオンラインカジノで利益をあげる事ではなく、健全にプレイし楽しむことである。
その事を念頭においてオンラインカジノをプレイすれば、余計な事に巻き込まれる心配も無い。